中山間地域ルネサンス事業

里山を整え未来へ繋ぐ

 

 中山間地は、傾斜地などの条件不利性とともに鳥獣被害の増加、人口減少・高齢化・担い手不足等、厳しい状況に置かれています。

 一方、平地に比べ豊かな自然、景観、気候、風土条件を活かして収益力のある農業を営むことができる可能性を秘めた魅力的な地域です。

 このため、意欲をもった前向きな事業者・組合が活躍できる環境を育み、清らかな水、冷涼な気候、棚田の歴史等、中山間地の特色を活かした多様な経営の展開を通じて、中山間地農業を元気にしていきたいと考えています。

リモージュ農園「白蜜トマトオーナー権」

お手伝いできることはありませんか?

雑木林

中山間地域に農地をお持ちの方でこのようなお困りごとはありませんか?

遠隔地の農地など、定期的な管理が難しい
鳥獣被害が大きく、収穫量が減少している
水田の単作のみで耕作していない期間が長い
先人たちが開拓した農地を活用したい

微力ですが、次代へバトンを渡せるようにお手伝いします。

中山間地メンテナンス内容

草刈り(畦畔など危険な斜面も)

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近年の気候変動、温暖化によって、

鳥獣被害や害虫、病気などの発生頻度が高まっています。

これらの発生源となりうる「草むら」を適切に管理し、風通しを改善することで

農薬使用の軽減、植物の生長促進をお手伝いします。

放置竹林の適正管理

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放置竹林は、長年管理されずに地下茎が密になることで、中山間地の土砂崩れを引き起こす危険性があります。

また、雪害などで折り重なった竹の撤去は重労働です。

平時から竹林を適正に管理し、傘をさして歩ける間隔まで伐採することで良質なタケノコを収穫できるようになり、地下茎の侵食も抑えられます。

地域資源の循環

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大分県産有機ミミズ肥料(有機JAS適合資材)、

焼成前の佐伯市産カキ殻堆肥、

放置竹林の管理で発生する竹材、

飲食事業でのコーヒー残渣などの地域資源を発酵させ、

地域内で循環させることで持続可能な里山を次代へ繋いでいきたいと考えています。

地力を高めて次の世代へ

地力を高める環境保全型農業

季節ごとに土壌分析を行い、

土地の特性に合わせた有機堆肥を施肥、地中の腐植を増やすことで土のバランスを整え地力を高めていきます。

中山間地の豊かなビオトープを守り、次に繋げて行くことを目指しています。

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